9/28(日)、市民連合めぐろ・せたがや主催の講演会「これから国会、どこへいく(日本政治と国際人権)」で上村英明衆院議員がヌエック施設撤去問題に言及してくださいました。私たちがお伝えしたい、決定過程の不当性にも通じるのでご紹介します。
「国立女性教育会館、嵐山ってとこにあるんですけども、あれがまだ使えるのに、コア組織だけ残してですね、我々がいろんなこう研修をやったり集会をやったりすることを、使え なくしようっていうことが通ってしまい、ということをやりました。
で、今回分かったんですけど、簡単に言うと今の日本の政治は、国会に出てきた段階ではこれ、 当時の坂井学さんていう担当大臣が、もうこの国会に出した段階で法案は完璧なんですっ て言ってるんです。で、完璧な法案が何で出てくるかって言うと、政府は専門会委員会 っていうのを事前に作ります。で、その専門会委員会が出した提案に基づいて政府内で法案を作り、それが固まった段階で国会に出してくる。だからそこを変えていくのがめちゃくちゃ大変なことになってます」
「今回私いろいろ担当して、見たんですけど、専門家委員会ですね、事前に案を作る会が、政府寄りの委員しか入れてないん です。 で、政府寄りの委員が集まった専門家委員会で出した提言に従って、あたかもこれ客観的ですよみたいな ことを言いながら、政府が法案を出してくるわけですよね。この出してこられた段階での法案がもうトータルでめちゃくちゃっていうことになるんですが」
「我々がやらなくちゃいけないのは、今、政府がやろうとしてることがどんなに問題があるかっていうことを国民の皆さんに知らせなくちゃいけないんです。
[拍手]
その作業を今の野党はやってないんですよね。何が問題で、今政府は何をやろうとしてて、だから日本はこんなに危ないんだっていうですね、議論を的確に伝えるのが我々国会議員の仕事です」