私たちは、ヌエック施設廃止の決定過程に疑問を持っています。
参考)ヌエックQ&A2:研修棟、宿泊棟はなくなってしまうって誰が決めたんですか?
そこで、この過程にかかわりがある埼玉県と嵐山町、内閣府にそれぞれ問合せをしました。埼玉県知事の回答をご紹介します。
日付: 2025年9月22日(月) 19:19
件名: RE: 知事への提案
瀧 章次 様
国立女性教育会館についてのお話をいただきましたので、順次お答えします。
【質問1】
国立女性教育会館の宿泊棟、研修棟等建物取壊しを含意する国の決定は、いつなされたと県は考えるか。
県は、移転の方針案について国の意思決定がいつなされたかを回答する立場にありませんが、少なくとも、独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)及び男女共同参画センターの機能強化に関するワーキング・グループ報告書(令和5年4月11日)以降であることは一般的に推察されます。
【質問1の関連質問】
県は、令和5年10月4日に埼玉県庁で開催した4者会議(埼玉県、文部科学省、内閣府、国立女性教育会館)の時点で、既に国側が、現行施設を譲渡又は撤去し、主たる事務所を移転すること等の内容を確定していたと認識しているか。
前述のワーキング・グループ報告書に、「現在の研修棟や宿泊棟といった施設の在り方についても、今後検討していくことが必要である。」とされているとおり、令和5年10月4日の打合せ当時においては、検討の過程であったものと認識しています。
【質問2】
県は、例示した6つの文書に、「現行施設を譲渡又は撤去し、主たる事務所を移転する等」に相当する文言があると考えるか。あるとするならばその箇所はどこか。
例示いただいた資料から、現行施設を譲渡又は撤去し、主たる事務所を移転する等について明示されているものは見当たりません。
時節柄、どうぞご自愛ください。
埼玉県知事 大野 元裕